水、土砂、生物を介した森、川、海をつなぐ物質の動態と機能に関するセミナーを開催しました。

寒地土木研究所長挨拶 セミナー全景

10月31日（金）に「水、土砂、生物を介した森、川、海をつなぐ物質の動態と機能に関するセミナー」が開催されました。本セミナーは、水や土砂、河畔林や魚類等を介した物質の動態ならびにそれらが果たす物理的、生態的な機能について理解を深め、水域環境（流域並びに河口域、沿岸域を含む）の総合管理を考えるための知見を得ることを目的とするものです。セミナーにおいては国、道、民間等の関係者が100名程度参加し、活発な討議が行われました。このうち全体討議においては、土砂・流木等の物質循環が水系、特に河口域に与える影響について、議論が交わされ、現象解明に向けた調査手法や解析方法の提案がなされました。今後の、全道あるいは全国の同様の問題を有する河口域にも活かすことの出来る研究につながるものと期待されます。