魚類の運動生理学に関するワークショップ及び第９回魚類生物学に関する国際会議に参加しました

平成22年7月2日（金）から7月9日（金）にスペインのバルセロナで開催された、以下の2会議に水環境保全チームから森田研究員と林田研究員が参加しました。 ��CATALANA BIOLOGICA SOCIETAT(カタルーニャ生物学会)主催1th International FitFish Workshop on the Swimming Physiology of Fish（第1回魚類行動生理学に関するワークショップ）、平成22年7月2日（金）〜3日（土）、バルセロナの中心部にある17世紀の歴史的構造物の建物内で行われました。 ��American Fisheries Society（米国水産学会）主催9th International Congress on the Biology of Fish（第9回魚類生物学に関する会議）平成22年7月5日（月）〜9日（金）、会場はバルセロナから鉄道で約30分のオートノマ大学で行われました。 　森田研究員は、�，硫餤弔砲�いて「砂州地形の領域に焦点をあてたサクラマスの産卵環境に関する研究」と題してポスター発表を行いました。これは、砂州地形のエリアで勾配が周辺よりも緩やかな場所をサクラマスが産卵場所として選択的に利用していることを発表しました。�△硫餤弔砲�いて「砂防ダムからの落下がサクラマスの生態に及ぼす影響」と題してについて口頭発表を行いました。これは、サクラマスが降海期に砂防ダムから落下する場合の影響を調査し、その影響を軽減する手法について検討したものです。 　林田研究員は、�，硫餤弔砲�いて「魚類が魚道を通過する際の遡上失敗要因とその改善方法の提案」と題してポスター発表を行いました。これは、日本国内で最も実績のある階段式魚道内におけるウグイの遡上の失敗要因を解明した後、その原因を解消するための装置をつけて、様々な魚種で遡上実験を行い、その効果を確認した内容を発表しました。�△硫餤弔砲�いて「石狩川旧川群の魚類相の変遷と移入種の影響について」と題してについて口頭発表を行いました。これは、石狩川旧川群25ヶ所における、昭和52年から平成17年の約30年間での魚類相の変遷と日本以外や本州からの移入種の影響について検討したものです。 この２つの会議に参加したことにより、多くの海外研究者の方々との意見交換ができ、魚類の生態に関する知見の国際的な動向を知る上で大変貴重なものでありました。本会議に参加するにあたり、お世話になった多くの方々に対して、心より御礼申し上げます。 会議の様子はここをクリック!!(PDF/約309KB)