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数値地図50mメッシュ(標高)の活用

はじめに

 ここでは、数値地図50mメッシュ(標高)データの第2次区画データを読み込み、経度、緯度、標高の順にテキストデータに書き出すプログラムを公開しています。数値地図のデータはテキスト形式ですので、きちんと読み込むことで、緯度、経度、標高値に変換することができます。

 プログラムはフリーウェア十進BASICで組んでいますが、なにぶん、プログラミングは素人なので、利用される方は変換されたデータをよくご確認ください。

 なお、本プログラムを利用して被ったいかなる損害も当方では責任を負いかねます。

下図左は、ここで紹介したプログラムを用いて変換したデータ(2区画メッシュ644203.mem  644203.xyz)を、GMTを用いて標高別に色分けしてプロットした図です。場所的には北海道日高地方の沙流川上流域の額平川中流域付近です。見た感じではうまく変換されていると思われます。

             こちらが50mメッシュ標高の図                 こちらが250mメッシュ標高の図

プログラムのダウンロードはこちらから

データの変換メモ

1、50mメッシュデータがファイルされている2次メッシュコード644203のデータ(644203.mem)をテキストエディタで開いてみると、以下の様な数字の羅列が見えます。よく見ると、緯度経度らしい並びも見えます。WEB上で検索すると、データのファイルフォーマットが公開されていますので、それを見ながらデータの並びを見てみると、何文字目から何文字目が何か、ということがわかります。ここで紹介しているプログラムはこの数値の並びを50mメッシュ個々の緯度、経度、標高値に変換しています。644203.memのデータの並びは、上図左に対応させると、左上隅から順に並んでいます。

2、プログラムを走らせて見る

 十進BASICPCにインストールし、ダウンロードしたプログラムファイルを自分の決めたフォルダに保存します。50mメッシュの数値データも同じフォルダに保存し、プログラムの260行目の部分をプログラムとデータの入ったフォルダの位置に正します。

 次に、プログラムを走らせると、先ほどのフォルダに644203.xyzという名前のデータファイルが作られているはずです。ちなみに、このファイルの先頭の数行をお見せすると、以下の様な感じでデータが作られているはずです。経度、緯度、標高の順にデータが並んでいますよね!GMTでプロットした図を示してありますが、多分問題なく変換されているはずです。

142.375 , 42.75 , 125

 142.375625 , 42.75 , 124

 142.37625 , 42.75 , 124

 142.376875 , 42.75 , 137

 142.3775 , 42.75 , 156

 142.378125 , 42.75 , 174

 142.37875 , 42.75 , 186

 142.379375 , 42.75 , 197

 142.38 , 42.75 , 211

 142.380625 , 42.75 , 220

 142.38125 , 42.75 , 228

 文責 環境研究室 村上

 

 
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