環境研究室 WEB版広報資料050616
「蛇行復元模型」
蛇行復元模型製作の目的;
河川・環境両研究室では、洪水を防ぎ、河川、湖沼、湿原などの積雪寒冷地の豊かな水環境を保全するための広範囲の研究を行っています。
近年、自然環境の保全と再生がクローズアップされ、河川管理のあり方も変化しつつある中で、我が国でも様々な取り組みが試行的に実施されています。現在、北海道東部の標津川において、我が国初の「自然復元型川づくり」が進行中です。
ただ、実際に蛇行復元すると川の状況がどうなるか、イメージが湧かないのが実情です。複雑なコンピューターシミュレーションでも答えは出せるかもしれません。しかし、そういった類の計算結果って格好はいいのですが、ちょっと分かりにくいですよね!
今回開発した模型は市販の電動ポンプを使って水を循環させ、川を模した水路の途中にブロックを抜き差しすることで川の蛇行を復元したり、直線化したり、あるいは堤防がなかったらどうなるか、といった直感的な河川の水かさの変化を見る事ができる点がポイントです。
小学生から大人まで楽しめる蛇行復元模型、あなたも1度見に来てください!
毎年7月の一般公開で展示していますが、一般公開以外の日時でも事前にリクエスト頂ければお見せできます!
可搬型蛇行復元模型 大型蛇行復元模型
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