寒地土木研究所 寒地水圏研究グループ 水環境保全チーム CERI
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 2006/11/7からの訪問者

GMTで作った北海道内主要洪水の等雨量線図

  ここでは、過去に起きた北海道内の主要な洪水時の等雨量線図をGMTで描いた結果を公開しています。色分けの凡例が個々のケースで若干異なりますが、ご容赦ください。
・ 2007年11月10日-12日までの全道等雨量線図

低気圧と前線の影響で、この時期では珍しく道東から道南で雨が降りました。ここで用いたデータは、アメダスと北海道開発局の雨量観測所のデータです。図をクリックすると拡大版をご覧になれます。図中の河川網は国土地理院WEBサイトの地球地図プロジェクトで作成された日本全国の河川網データ(hydronet.e00)を用いて描画したものです。

・ 2006年10月7日-9日までの全道等雨量線図

強力な低気圧と前線の影響で、道東からオホーツク海側で大雨になりました。ここで用いたデータは、アメダスと北海道開発局の雨量観測所のデータです。欠測した観測所と座標値(緯度経度)の不明な観測所は除外しています。図をクリックすると拡大版をご覧になれます。図中の河川網は国土地理院WEBサイトの地球地図プロジェクトで作成された日本全国の河川網データ(hydronet.e00)を用いて描画したものです。

地球地図プロジェクトWEBサイト(http://www1.gsi.go.jp/geowww/globalmap-gsi/download/index.html)

    カラー版         モノクロ版       総雨量値記載

・ 2006年8月18日-20日までの全道等雨量線図

前線の影響で道内の日高沿岸から道東方面で結構雨が降りました。ここで用いたデータは、アメダスと北海道開発局の雨量観測所のデータです。欠測した観測所と座標値(緯度経度)の不明な観測所は除外しています。

※ 2006/10/12 雨量観測所の座標にミスがあったため、修正しました。

※ 2006/9/22 災害対策ヘリ「ほっかい」で巡視したときのGPS軌跡をプロットしました。(右端の図)

・ 2005年9月6日〜10日までの全道等雨量線図

台風14号の影響で道内でも結構雨が降りました。ここで用いたデータは、アメダスと北海道開発局の雨量観測所のデータです。欠測した観測所と座標値(緯度経度)の不明な観測所は除外しています。多少おかしい所があるかもしれませんが、全道的な傾向として参考まで掲載しました。
図をクリックすると拡大版がご覧になれます。

・ 2003年8月8日〜10日までの全道等雨量線図

2003年8月8日〜10日にかけ、日高沿岸から十勝地方にかけて、豪雨災害がありました。特に沙流川周辺で300mmから400mmに達する豪雨がもたらされ、流域全体で数千箇所に及ぶ斜面崩壊がありました。特に沙流川での豪雨は約40年雨量観測記録の中で最大のものでした。(平取雨量観測所から上流にある雨量観測所の記録を48時間で集計した結果)
図をクリックすると拡大版がご覧になれます。

・2001年9月7日〜12日までの全道等雨量線図

2001年9月7日〜12日にかけ、全道的に雨が降り、マスコミでは網走地方での洪水災害が主に報道されました。実は、日高地方の沙流川、鵡川の中流域に300mmを越える豪雨がありました。

図をクリックすると拡大版がご覧になれます。

・ 1999年7月23日〜8月3日までの全道等雨量線図

札幌などの都市部ではそれほど降りませんでしたが、道南の長万部周辺、洞爺湖周辺、道北で局地的に300mmくらいの降雨量がありました。

・ 1992年8月5日〜9日までの全道等雨量線図

意外に知られていませんが、1992年8月8、9日に沙流川と鵡川の周辺だけで局地的な豪雨があり、これにより発生した斜面崩壊により、大量の流木が発生しました。
カラー、モノクロとも、8/5-8/9までの総雨量で描いています。
図をクリックすると、拡大版がご覧になれます。

・ 1981年8月2日〜8月9日までの全道等雨量線図

1981年8月2日〜8月6日の3日あとの降雨までを合計した図です。凡例が500mmまで増えていますが、特に登別から支笏湖周辺にかけて雨が多かったことが分かります。
データのソースはアメダスの日雨量データだけですので、北海道開発局の洪水報告書に掲載されている等雨量線図とは若干異なりますが、全般的な傾向は合っていると思います。
図をクリックすると、拡大版がご覧になれます。

・ 1981年8月2日〜8月6日までの全道等雨量線図

昭和56年洪水も全道的に被害をもたらしました。特に石狩川流域では広域に氾濫被害がもたらされました。
データのソースはアメダスの日雨量データだけですので、北海道開発局の洪水報告書に掲載されている等雨量線図とは若干異なりますが、全般的な傾向は合っていると思います。
図をクリックすると、拡大版がご覧になれます。

 

 
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